みなさん、こんにちは。
日差しが明るくなり、気づけばもう三月ですね。
こんなにきれいな、ハートのケーキを見つけたらなんだかうれしくなってしまいます。
栄養相談のお話の中でも、【甘いスイーツは心の栄養】とお伝えしています。
皆さんもお好きですよね。こちらは別腹…
では、身体のための栄養って?
管理栄養士の出番です!
ちなみに…今回は桃の節句、おひなまつりも近いので、女性を主役に考えてみます。
◆1日に必要なエネルギー量◆
例:身長155cm、看護師の女性、体重約53kg(標準体重)で、糖尿病と診断されている方。
看護師の女性は立ち仕事の時間が長いため、30~35kcal(普通の労作係数)を掛けます。
1日の目標エネルギー量:53kg×30kcal=1590→約1600kcal
厳しめに計算すると...53kg×35=1855→約1840kcalとなります。
こちらのサイトから、身長と体重を入力することで
ご自身の活動量をもとに計算することができます。
一度自分の必要エネルギー量を計算してみるといいかもしれませんね✨
◆食事の摂取量◆
さて、糖尿病の食事療法を行う場合、日本糖尿病学会から発刊されている
【糖尿病食事療法のための食品交換表】を使用して1日の食事の目安をお示しします。
1600kcalの目安、ある例をお示ししますと…
ごはん:150g(朝・昼・夕の主食)
ジャガイモ:小さめを一つ
甘夏:1/2個
卵:1個
サケの切り身:手のひら大 1枚
お豆腐:1/2丁(150g程度)
鶏もも肉:60g
牛乳:200cc
ドレッシング:大さじ1杯
アボカド:1/4個
野菜、きのこ、海藻:サラダなら両手1杯(毎食)、あえ物なら片手一杯
調味料:控えめ
お砂糖:小さじ1杯まで
こんな感じになります。
この方法に沿って、献立を立てるとなんと!
日本人の食事摂取基準にも見合う栄養素が摂れるのです!
無理なダイエットをしてしまう前に、そして将来の妊娠・出産に備えるために、身体を壊さずタフに生きていくために…『だいたい、これぐらい食べればちょうどいい』を知っておくことは本当に大事だと思います。
わかりにくかったかな…
次回は、これを実際の献立にしてお示ししたいと思います!
ではまた、このブログでお会いしましょう。
追伸:二番目の写真は、いつかどこかでいただいたランチです。いろんな種類が少しずつ。
ワンプレートでいただくと、食べすぎ防止になりますね(^^♪
ほかにも食事に関するこんなことが知りたいという質問があれば、コメントでお知らせください✨
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