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9月, 2023の投稿を表示しています

『災害時のために備えるごはんって?』

こんにちは! 皆さんは、災害時のための食べ物の備蓄は準備されてますでしょうか? 3日分~1週間分の食料を常においている方もみえると思いますが、 全く準備をしていないという方もいらっしゃるのでしょうか? いつ災害にあうかわからない現代ですので、これを機に準備してみてはいかかでしょうか✨ 今回は、災害時の備蓄食料品の選定についてアドバイスします! ◆災害時の極意◆ ・3日~7日分常に備蓄食料、飲料を準備しておく ・1日3回の食事をきちんととる ・よく噛んで食べる ・栄養バランスのよい食事を心がける ・食塩、アルコールを控える ・ストレスを溜めない ・肥満に気を付ける ◆基本的な備蓄◆ ・1人1日 3L程度 人数分用意(3~7日分) ・主食になるもの(米、麦飯、雑穀米、麺類等) ・レトルト食品 ・カセットコンロ・カセットボンベ12本程度 ・玉ねぎ、ジャガイモなど日持ちする野菜、 干し野菜 ・のり・乾燥わかめなどの乾物 ・調味料(塩、砂糖、しょうゆなど) ◆代謝性疾患(糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)の方の備え◆ ①食物繊維は野菜(干し野菜) ②麦飯、雑穀米 ◆高血圧◆ ①減塩の食品、調味料 ②干し野菜、果物、お茶、コーヒー ◆腎臓病◆(2週間分ほど用意しておくとなお良いです) ①低たんぱく、低カリウムの加工食品や特殊食品 ②減塩調味料 ③MCT入りマクトンビスケットやゼリー、濃厚流動食(腎臓病用)、果物の缶詰(食べるときは汁を残す) ◆慢性疾患の方の備蓄食料の注意点◆ ①普段から食事コントロールできるスキルを身につける  個々で異なりますので、管理栄養士に相談してみてください ②自らの状態を把握する  血圧、血糖値の値や薬の名前、用量・用法を把握しておきましょう  異常があった場合に早期に相談できるようにしておくことが大切です ③食べ方を工夫する  缶詰、レトルト食品、インスタント食品を食べる場合は、ソースや汁をできるだけ残しましょう。  できるだけ、食物繊維があるものを積極的にとり、肉より魚を意識してたべましょう ④血圧が高めの方の場合、ストレスをへらしましょう  睡眠、水分をしっかりとり、かるい運動をしてリラックスを心がけましょう ⑤血糖値が高めの方の場合、低血糖に気をつけて  糖分が含まれている飲み物は避け、お茶や水で水分をとりましょう。  薬を服用している場合は、

『栄養成分表示を見てみよう!』

こんにちは。 突然ですが、皆さんは スーパーやコンビニなどで食材を買うとき、栄養表示を目にしたことはありますか? 見ているけれど、見方がよく分からないという方や、炭水化物の中に糖質と糖類と食物繊維があるけど何が違うの?という方もいるのではないでしょうか。 今回は、ずばり『栄養成分表ってどうやって見るの?』という疑問にお答えします! ◆ 栄養成分表示とは?◆ 栄養成分表示=食品に含まれる栄養成分に関する情報 これは、消費者に適切な食生活を実践してもらうために表示されています。 ◆表示の順番◆ 消費者庁が表示の順番を決めており、以下の順で表示されています。 ①熱量(エネルギー) ②たんぱく質 ③脂質 ④炭水化物 ⑤ナトリウム(=食塩相当量) ◆炭水化物の内訳表示◆ 栄養成分表には炭水化物の内訳が書かれている場合もあります。 このように詳細が記載されているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?   炭水化物    ○g = 総称    ー糖質    ○g =  でんぷん・糖アルコール・オリゴ糖など     ー糖類   ○g =  砂糖・ブドウ糖など    -食物繊維  ○g = 糖質量から除く 炭水化物ー食物繊維=糖質量と考えます。 食物繊維が多い食品は、低糖質になりますね✨ ◆糖質量の具体例◆ ① ローソン シーチキンおにぎり 栄養成分表 炭水化物37g=ちょうどご飯100g =お茶碗軽めの1膳です。 コンビニのおにぎりは塩分も1.31gと意外に多いですね💦 ②アクエリアス 500ml こちらは100mlあたり炭水化物4.7gと表記されていますね。 内容量は500mlなので、炭水化物は500ml×4.7=23.5gです。 飲料の炭水化物はほぼ果糖ブドウ糖液糖(血糖値を上げやすい)なので、飲みすぎには 注意してください💦 清涼飲料水での水分と塩分補給の代替品としてよく診察でお伝えしているのは、水分補給は水かお茶でしていただき、梅干し1個もしくは、お味噌汁1杯で塩分を取るという方法です! 日頃よく買う商品など、ときどき炭水化物や脂質、塩分量をチェックしてみましょう✨ 間食がどうしても欲しい場合は、糖質少な目(1日1回で10g以下)を基準に選んでみてください。  栄養成分表示を見る習慣があると減量や減塩につながりやすくなりますので、ぜひ活用してみてくださいね!