みなさん、こんにちは。 突然ですが、皆さんは朝起きた時、ごはんを食べるとき、のどが渇いたとき何を飲んでいますか? 水、お茶、コーヒー、ヤクルト、コーラ、ビール… 当院では基本的に水分摂取の時は、水、お茶、紅茶、ブラックコーヒーといった、 糖質が含まれていない飲み物を飲むようにお伝えしております。 というのも、甘い飲み物には多量の糖質が含まれおり、 知らず知らずのうちにたくさん摂取しているからです。 皆さんの中には、朝起きて野菜ジュースやヤクルトを健康のために飲んでいる方も いるのではないでしょうか? ・・・実はどちらの飲み物もお砂糖が多く含まれている飲み物なのです。 そこで今回は、飲み物にどのくらいの砂糖が入っているかご紹介します🌟 ( 角砂糖=1個3g) ・お茶、ブラックコーヒー・・・0g ・微糖コーヒー(金の微糖)・・・5.7g=角砂糖 1.8個分 ・ ビール(キリン一番搾り350ml)・・・9.1g=角砂糖 3.1個分 ・乳酸菌飲料(ヤクルト65ml)・・・11.5g =角砂糖 3.8個分 ・野菜ジュース(野菜生活200ml)・・・15.6g =角砂糖 5.2個分 ・エナジードリンク(レッドブル185ml)・・・18.5g =角砂糖 6.1個分 ・スポーツ飲料(アクエリアス500ml)・・・23.5g =角砂糖 7.8 個分 ・清涼飲料水(コカコーラ500ml)・・・56.5g= =角砂糖 18.8 個分 さて、ここでごはんの糖質量を見てみましょう。 ・お茶碗1杯(100g)・・・35.6g あれっ?ごはんの方が糖質量でみると多い飲み物もあるな~と思ったかもしれません。 ここで重要なのが甘い飲み物=液糖があるということです。 液糖は吸収がされやすくなり、吸収された糖は血糖値の急激な上昇につながるため、 生活習慣病のリスクが高くなります。 最近は一段と暑く感じる日が多くなってきました 健康のために、一度普段の飲み物には意識を向けてみてはいかがでしょうか? 小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同 イラスト:農民イラスト