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3月, 2023の投稿を表示しています

『今日、何食べよう?』

みなさん、こんにちは。 春、真っ盛りです。 桜も満開。今年は例年より早く満開を迎えました。 こちらの写真は、地元の緑化センターに植えてある桜です。 職員の皆さんが丁寧にお世話をしておられるため、本当にきれいです。 空気・水・栄養…植物もヒトも、生きていくためには必要なものですね。 「ヒトは食べ物から栄養を摂る」 と、書くと堅苦しいですね。 『今日、何食べよう?』 と、思えば楽しい。 ちなみに…前回 1600kcalの食品、1日分の目安量をお示ししました。 このような女性の1日のお食事例をお示しします。 ◆1日に必要なエネルギー量(再掲載)◆ 例:身長155cm、 看護師の女性、 体重約53kg(標準体重)で、 糖尿病と診断されている方。 看護師の女性は立ち仕事の時間が長いため、 30~35kcal(普通の労作係数)を掛けます。 1日の目標エネルギー量: 53kg×30kcal=1590→約1600kcal 厳しめに計算すると...53kg×35=1855→約1840kcal …とお示ししていました。 さて、何食べよう? これから1例を考えてみます。 ◆1600kcalの1日献立◆ 🌟朝食 ・ごはん150g ・わかめと玉ねぎの味噌汁 ・目玉焼き ・青菜の胡麻和え ・甘夏1/2個 🌟昼食(お弁当) ・ごはん150g ・鶏もも肉と白ネギの塩だれ炒め  ・春キャベツのレンチンサラダ  ・ミニトマト ・ほっと一息にカフェラテ(レンチンした牛乳にインスタントコーヒーお好みで)  →甘味は甘味料で(ラカント等) 🌟夕食 ・ごはん150g ・サーモンムニエル・ふかし芋添え  ・寄せ豆腐(岩塩少々で)  ・グリーンサラダ( アボカド入り ) ・コンソメスープ( しめじ・エリンギ入り ) いかがでしょうか。 1600kcal、控えめに思えるけれど、こうやって献立にしてみると意外に食べ応えがありそう? 次回は、実際に作ってみた画像を掲載したいな…と思っています。 2枚目の写真、手抜きサラダです。 アボカドなし、市販の袋入りサラダにミニトマトを飾っただけ(汗) ではまた、このブログでお会いしましょう。 管理栄養士 N.

『管理栄養士と医師のおすすめ間食って?』

みなさん、こんにちは。 突然ですが、小腹がすいたときに何を食べますか? 甘いおやつやスナック菓子がおうちにあるとついつい手が伸びてしまうこともあるのではないのでしょうか。 三食の献立に気を付けていても、おやつが原因で血液検査の数値に影響してしまうことも多いです。 そこで、管理栄養士と医師がおすすめする間食と食べる量をご紹介します!         ◆間食の回数と量◆ ・1日1回 糖質10g未満が原則 ◆小川院長 おすすめの間食◆ ・プチトマト・・・1~10個程度 ・チーズ(甘くないもの)・・・1~2個程度(6Pチーズ、QBBチーズ基準) ・ゆで卵・・・1個程度 ◆管理栄養士 おすすめの間食◆  ・おからクッキー・・・1枚 ・ミックスナッツ(無塩)・・・小袋1~2個 ・アーモンドフィッシュ・・・小袋1個 ・高カカオチョコレート(カカオ72%~)・・・1~2枚 ・ きゅうり・・・1本(一口大に切って口さみしいときに) ・無糖ヨーグルト・・・100g程度まで ・乾燥大豆、乾燥黒豆・・・小袋1個 小腹がすいて我慢できないときは、種類と量を気を付けて食べて見てくださいね✨ 小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同 イラスト:農民イラスト

『ご自身の食事を見直してみませんか?』

以前のブログでご自身に合った食事は個人差があるため、 栄養士との相談をお勧めしておりました。 そこで当院では今現在の食事を管理栄養士と気軽に相談できるプランを ご用意いたしました! なお、予約サイトでは公開しておりますが、 2023/4/1~ご予約ができるようになっております。 こんな悩みをお持ちではありませんか…? ・今の食生活は自分にあっているのだろうか? ・どんな食生活をすれば生活習慣病を避けられるのか? ・糖質やタンパク質の正しい摂取量が知りたい! ・そもそも食事の中の糖質やタンパク質はどうやって計算するの? ・自炊を普段しないけど、コンビニだと何を食べればいいの? ◆管理栄養士との食事相談プラン◆ 3000円 30分 (Inbody計測込み) ※延長した場合は、10分当たり1000円となりますのであらかじめご了承ください。 ※Inbodyとは・・・体脂肪、筋肉量、水分量など体の状態を確認することができる機械です。ご自身の体の状態を1枚にまとめてお渡しいたします。運動や食生活を見直すことで数値に変化が現れてきます。(実際に計測した内容は画像を見てみてください) ◆栄養指導(自費)の流れ◆ ①LINE、もしくはWEBで予約 ②事前に食事の内容について問診記入(予約画面にて) ③予約日時にご来院いただき、Inbody計測→栄養相談へ ④お会計をしてお帰りください 小川糖尿病内科クリニックでは管理栄養士が常時在中しております。 ご自身の正しい食事が知りたい方はぜひご予約ください! ◆注意事項◆ ・健診で指摘された方や体調に異変があった方等で医師が栄養相談が必要と判断した場合は保険適応となります。 ・それ以外の方で、自分の食生活を見直したい、正しい食生活を知りたいという方は、栄養指導(自費)での相談となります。 ・現在一部予約時間を制限して公開しております。 ・予約時間はあくまで目安時間となります。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 イラスト:農民イラスト

『女性と栄養』

 みなさん、こんにちは。 日差しが明るくなり、気づけばもう三月ですね。 こちらの写真は、Nが友チョコとして友人にプレゼントしたホワイトチョコレートケーキ。 こんなにきれいな、ハートのケーキを見つけたらなんだかうれしくなってしまいます。 栄養相談のお話の中でも、【甘いスイーツは心の栄養】とお伝えしています。 皆さんもお好きですよね。こちらは別腹… では、身体のための栄養って? 管理栄養士の出番です! ちなみに…今回は桃の節句、おひなまつりも近いので、女性を主役に考えてみます。 ◆1日に必要なエネルギー量◆ 例:身長155cm、 看護師の女性、 体重約53kg(標準体重)で、 糖尿病と診断されている方。 看護師の女性は立ち仕事の時間が長いため、 30~35kcal(普通の労作係数)を掛けます。 1日の目標エネルギー量: 53kg×30kcal=1590→約1600kcal 厳しめに計算すると...53kg×35=1855→約1840kcalとなります。 こちらのサイト から、身長と体重を入力することで ご自身の活動量をもとに計算することができます。 一度自分の必要エネルギー量を計算してみるといいかもしれませんね✨ ◆食事の摂取量◆ さて、糖尿病の食事療法を行う場合、日本糖尿病学会から発刊されている 【糖尿病食事療法のための食品交換表】を使用して1日の食事の目安をお示しします。 1600kcalの目安、ある例をお示ししますと… ごはん:150g(朝・昼・夕の主食) ジャガイモ:小さめを一つ 甘夏:1/2個 卵:1個 サケの切り身:手のひら大 1枚 お豆腐:1/2丁(150g程度) 鶏もも肉:60g 牛乳:200cc ドレッシング:大さじ1杯 アボカド:1/4個 野菜、きのこ、海藻:サラダなら両手1杯(毎食)、あえ物なら片手一杯 調味料:控えめ お砂糖:小さじ1杯まで こんな感じになります。 この方法に沿って、献立を立てるとなんと! 日本人の食事摂取基準にも見合う栄養素が摂れるのです! 無理なダイエットをしてしまう前に、そして将来の妊娠・出産に備えるために、身体を壊さずタフに生きていくために…『だいたい、これぐらい食べればちょうどいい』を知っておくことは本当に大事だと思います。 わかりにくかったかな… 次回は、これを実際の献立にしてお示ししたいと思います! ではまた、このブ