スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2022の投稿を表示しています

『炭水化物ってなあに?』

皆さん、こんにちは。 秋もたけなわ、紅葉も見ごろでしたね。 秋といえば『食欲の秋』そうそう、新米の炊き立てごはんに栗、焼き芋… おいしいものって『炭水化物』をイメージさせる食品が多いですね。 食べるとき頭に浮かぶ罪悪感…うーん、そんなに良くないものなのでしょうか。 いえいえ、生きていくうえで絶対に必要な『三大栄養素』の一つであり、 生きていく力のもと! もちろん、 糖尿病になったからといって、食べてはいけない食品のことではありません。 ◇炭水化物◇ 英文では【carbohydrates】と言い、carbon=炭素がhydrates=水と化合した物質を指します。 たくさんの種類があり、栄養素となるものはその一部。 皆さんよくご存じ、 米・小麦粉・イモ類などは【でんぷん】を含む食品。 また、甘い味の食品のすべてに 【糖類】 として存在しています。 そして、最近注目されている 【食物繊維】 も実は炭水化物なのです。 今後また解説しますね。 写真は我が家の雑穀ご飯。 このなかにはブドウ糖の粒がたくさんつながった 【でんぷん】があります。 これが体内でちいさく分解され、ブドウ糖となって 血液に乗って全身に届けられています。 血液に流れるブドウ糖を測定した値が 【血糖値】 です。 血液中のブドウ糖は全身に届けられ、 インスリンの働きによって細胞の中に取り込まれ、 ミトコンドリアに入ってから 【体温】 を保つ熱となり、 身体を動かす 【動力=力】 を作ります。 免疫細胞を活躍させるための体温を作り、心臓を動かす動力になっています。命の源ですよね。 焼き芋もごはんもパンも麺も…適量たべたら元気が出ます。 では適量って? 高血糖にならない食べ方ってあるの? これからこのブログで詳しくお話しますね❣  このブログが、ほんの少しでも読んでくださったあなたの力になりますように。 またここでお会いしましょう。 管理栄養士 N. 

11月14日 は【世界糖尿病デー】

きたる11月14日 は【世界糖尿病デー】です! 1991年にIDF【国際糖尿病連合】とWHO【世界保健機構】が共同で制定し、 2006年には加盟国なんと!192ヵ国全会一致で国連から公式に認定されています。 世界糖尿病デーのロゴマーク ◇どうして11/14なの?◇ インスリンを発見した研究者の一人、 カナダのバンディング博士の誕生日なのです。 ◇どうして青い円があるの?◇ 『世界中の糖尿病で苦しむ人を団結し共に助けよう』という 力強いメッセージがこめられています。 青は、晴れた青い空の色。 世界は空でつながっています。 糖尿病になって、憂うつな気持ちになってしまいがちですし、 今1人で苦しんでいる人もいると思うのですが、 世界中の支援がある…と思うと、なんだか元気が出そうです。 ちなみに当院のロゴマークにも隠れた青い円が! ・・・そうです、これは世界糖尿病デーのマークの円からインスピレーションを受けて作成されたのです。(あとは、小川のOの意味も併せ持っています) 忘れてしまった方へ 当院のロゴマークはこちらです もちろん、当院のスタッフみんなも【密かに】患者さんの力になりたくて働いています。 通院は、ぜひ続けてくださいね。 さて、今日はこれで終わります。 管理栄養士のブログなのに、食べ物の話がなかった…ですね。 まだまだ続編あります。 次回、第2回のお題は…『炭水化物ってなあに?』 糖尿病と診断されたら『食べてはいけないもの』なのでしょうか。 ・・・答えは 『否』 です。 食べなくてはならない大切な栄養素です。 種類もたくさんあります。 次回、詳しくお話しますね❣ またここでお会いしましょう。 イラスト:農民イラスト

管理栄養士によるブログ開始!

皆さん、こんにちは。管理栄養士N. と申します。 病院・クリニックでウン十年…糖尿病療養指導士としてたくさんの患者さんのお話を伺ってきました。 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満から誘発される代謝異常)と診断され、食事療法や運動療法が必要になった方は皆さん、憂うつそうな表情です。 そうですよね。 好きなものが食べられなくなる…運動、嫌いなのにしなくちゃいけない… でも、今は研究や調査が進み、治療は進化しました。 食事療法も個々にあわせた、希望を叶える方法をご提案できます。 自分にあった方法を見つければ、つらさは減り、元気が出ます! もちろん、合併症の不安を消すこともできます! このブログが、ほんの少しでも読んでくださったあなたの力になりますように。 管理栄養士N.  イラスト:農民イラスト