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『甘いものは食べてもいいの?』

みなさん、こんにちは。

管理栄養士として、患者さんとお話しているとよくこんなご質問を受けます。


『甘いもの、食べちゃだめですか?』



今回は、糖尿病の方が甘いものを食べてよいのかについてお話します。



こちらの写真は、
ブログを書く合間にNがいただいたクッキーです。

原材料は…バター、小麦粉、砂糖、アーモンドプードル、ほんの少しのジャム。


気になる栄養量はクッキー3つ合計でこのようになります。


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エネルギー量:104Kcal 

タンパク質:1.2g 

脂質:5.6g 

炭水化物:11.8g

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さて、以前1600kcalの食品、1日分の目安量をお示ししましたが、おやつは含まれていませんでした。

ですが身長155cm標準体重が53kg、看護師で頑張っている女性が、糖尿病にかかっているからといって、おやつを一切食べない…なんてことはありませんよね。 

おやつも食べてよいと思います。(もちろん、ケースバイケースですよ)


おやつは心の栄養…でもあり、手軽なストレス解消法。

ちょっとした考え方で太らない食べ方ができたらすてきだな、と思うのです。



では、ここで少し考え方を変えてみましょう。


『食べたら動く、動くから食べる』

 


そもそも、食べないと動けないわけです。

余分に食べたら、食べたエネルギー分だけ動く。


では、消費エネルギー量って、どうやったらわかるの?

簡単な計算式があります。(詳しくは以下のリンクをご参照ください)


https://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/undo.html

 

(【運動強度METs】×【運動した時間H】×【体重kg)×1.05=ある運動をした時間での消費エネルギー


例えば…このような運動の場合


・お散歩(METs数=3)

・45分間(0.75時間)

・53kgの女性は


3×0.75×53×1.05cal125kcal


消費した計算になります。

あくまで目安ですが。


厚生労働省から出されているわかりやすいリーフレットがありましたので、ご参考にしてみてくださいね。

現在の運動量より10分多くするという内容です。






さてさて、さっきのクッキーは104kcal

と、いうことは


おしゃべりしながら小一時間、お散歩すれば消費できる計算です!


今日は快晴、ほどよい気温だし…これ書きおわったらお散歩にいきます。

本当は旅行先で歩くと楽しいけどなあ。


あと、おまけ。

体重は標準体重ではなくて、いま現在の体重で計算してくださいね。



ではまた、このブログでお会いしましょう。

 

管理栄養士 N.

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