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『栄養成分表示を見てみよう!』

こんにちは。

突然ですが、皆さんはスーパーやコンビニなどで食材を買うとき、栄養表示を目にしたことはありますか?

見ているけれど、見方がよく分からないという方や、炭水化物の中に糖質と糖類と食物繊維があるけど何が違うの?という方もいるのではないでしょうか。

今回は、ずばり『栄養成分表ってどうやって見るの?』という疑問にお答えします!


栄養成分表示とは?◆

栄養成分表示=食品に含まれる栄養成分に関する情報
これは、消費者に適切な食生活を実践してもらうために表示されています。

◆表示の順番◆
消費者庁が表示の順番を決めており、以下の順で表示されています。

①熱量(エネルギー)
②たんぱく質
③脂質
④炭水化物
⑤ナトリウム(=食塩相当量)

◆炭水化物の内訳表示◆

栄養成分表には炭水化物の内訳が書かれている場合もあります。
このように詳細が記載されているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?

  炭水化物    ○g = 総称
   ー糖質    ○g = でんぷん・糖アルコール・オリゴ糖など
    ー糖類   ○g = 砂糖・ブドウ糖など
   -食物繊維  ○g = 糖質量から除く

炭水化物ー食物繊維=糖質量と考えます。
食物繊維が多い食品は、低糖質になりますね✨


◆糖質量の具体例◆
ローソン シーチキンおにぎり

栄養成分表




炭水化物37g=ちょうどご飯100g=お茶碗軽めの1膳です。
コンビニのおにぎりは塩分も1.31gと意外に多いですね💦

②アクエリアス 500ml














こちらは100mlあたり炭水化物4.7gと表記されていますね。
内容量は500mlなので、炭水化物は500ml×4.7=23.5gです。
飲料の炭水化物はほぼ果糖ブドウ糖液糖(血糖値を上げやすい)なので、飲みすぎには注意してください💦
清涼飲料水での水分と塩分補給の代替品としてよく診察でお伝えしているのは、水分補給は水かお茶でしていただき、梅干し1個もしくは、お味噌汁1杯で塩分を取るという方法です!


日頃よく買う商品など、ときどき炭水化物や脂質、塩分量をチェックしてみましょう✨
間食がどうしても欲しい場合は、糖質少な目(1日1回で10g以下)を基準に選んでみてください。 
栄養成分表示を見る習慣があると減量や減塩につながりやすくなりますので、ぜひ活用してみてくださいね!

小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同
              
参考元
・消費者庁
・アクエリアス:https://www.aquarius-sports.jp/   
・ローソン ツナマヨおにぎりhttps://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1471056_1996.html

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