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『災害時のために備えるごはんって?』

こんにちは!

皆さんは、災害時のための食べ物の備蓄は準備されてますでしょうか?

3日分~1週間分の食料を常においている方もみえると思いますが、

全く準備をしていないという方もいらっしゃるのでしょうか?

いつ災害にあうかわからない現代ですので、これを機に準備してみてはいかかでしょうか✨


今回は、災害時の備蓄食料品の選定についてアドバイスします!


◆災害時の極意◆

・3日~7日分常に備蓄食料、飲料を準備しておく

・1日3回の食事をきちんととる

・よく噛んで食べる

・栄養バランスのよい食事を心がける

・食塩、アルコールを控える

・ストレスを溜めない

・肥満に気を付ける


◆基本的な備蓄◆

・1人1日 3L程度 人数分用意(3~7日分)

・主食になるもの(米、麦飯、雑穀米、麺類等)

・レトルト食品

・カセットコンロ・カセットボンベ12本程度

・玉ねぎ、ジャガイモなど日持ちする野菜、干し野菜

・のり・乾燥わかめなどの乾物

・調味料(塩、砂糖、しょうゆなど)


◆代謝性疾患(糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症)の方の備え◆

①食物繊維は野菜(干し野菜)

②麦飯、雑穀米




◆高血圧◆

①減塩の食品、調味料

②干し野菜、果物、お茶、コーヒー




◆腎臓病◆(2週間分ほど用意しておくとなお良いです)

①低たんぱく、低カリウムの加工食品や特殊食品

②減塩調味料

③MCT入りマクトンビスケットやゼリー、濃厚流動食(腎臓病用)、果物の缶詰(食べるときは汁を残す)




◆慢性疾患の方の備蓄食料の注意点◆

①普段から食事コントロールできるスキルを身につける

 個々で異なりますので、管理栄養士に相談してみてください


②自らの状態を把握する

 血圧、血糖値の値や薬の名前、用量・用法を把握しておきましょう

 異常があった場合に早期に相談できるようにしておくことが大切です


③食べ方を工夫する

 缶詰、レトルト食品、インスタント食品を食べる場合は、ソースや汁をできるだけ残しましょう。

 できるだけ、食物繊維があるものを積極的にとり、肉より魚を意識してたべましょう


④血圧が高めの方の場合、ストレスをへらしましょう

 睡眠、水分をしっかりとり、かるい運動をしてリラックスを心がけましょう


⑤血糖値が高めの方の場合、低血糖に気をつけて

 糖分が含まれている飲み物は避け、お茶や水で水分をとりましょう。

 薬を服用している場合は、低血糖に注意をしてください。

 食事は数回に分けてとり、食べるときにはよく噛んで時間をかけて食べてくださいね。


いざというときに後悔しないよう、準備しておきましょう!✨


小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同


参考元:

農民イラスト

農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイド

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/need_consideration_stockguide-18-19.pdf


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