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『ついに日本上陸!リブレ2を使用してみました✨part.2』

みなさん、こんにちは!
前回に引き続き、リブレ2の使用レポートをお届けいたします。
今回は、風邪の時やお酒を飲んだ時の血糖値の動きについてです✨


◆体調不良の日
・ゼリーやヨーグルト、アイスなどが中心で野菜やたんぱく質類はあまり摂取できていませんでした。
・1回の摂取量が少なく、アイスなど脂質の摂取量が多い場合は血糖の急上昇は起きにくいが、だらだら血糖が推移する印象です。
・菓子パンのみ摂取した際は血糖が200を超えることもありました。
・全体的に体調が悪いからといって随時血糖が高いような印象はありませんでした。
 食事量が少なく不規則だったせいか、装着して2、3日目だったからかわかりませんが夕方・夜間に低血糖の表示が出ることが多かったかもしれません。



飲酒
・チャミスルすもも味 1本 カロリー409kcal 糖質36.4g
・ほろよい白いサワー 1本 カロリー200kcal 糖質33.4g
・カルパス5本、ポテチ1/2袋(糖質18gくらい) チョコ(50gくらい、糖質30g)
・空腹の状態で飲酒し、野菜の摂取などはまったくしませんでした。
・糖質が多いものを摂取したためピークは180以上でした。2時間以上経っても140前後でしたが、そのまま寝たため血糖が下がるのに長めに時間がかかった印象です。


主食なしの日
・主菜と副菜2品の日です。
 炭水化物をあまり摂取していないので血糖の上昇は緩やかでした。


◆まとめ
・バランスの良い食事でない場合(特に体調不良など)、食べやすいものとして炭水化物中心になりやすい印象でした。

・外食の方が満腹になるまで食べていましたが、菓子パンのみなど軽い食事でも血糖の急上昇は起こるので「たくさん食べた=血糖が大きく上昇する」というわけではないことがよく分かりました。

・脂質が多めの食事の場合は、だらだらと血糖高めが続く印象だったので、野菜の摂取や食後の運動など血糖を下げるための取り組みがプラスであればさらに良かったと思います。

・筋肉量が少ないことや運動不足であることが原因なのか、べジファーストなど意識し通常の食事をしても食後血糖が170前後になる場合が多いような印象でした。

主食を100~120g程度に抑えたり、食後の散歩など軽く行えると筋肉不足・運動不足であっても血糖の大幅な上昇はやや抑えることが可能なのではないかと考えます。
 体組成:筋肉量の標準範囲 34.0~38.7㎏    私の結果は31.2㎏でした。
     体脂肪の標準範囲 21.0~34.9%(8.7㎏~17.6㎏) 私の結果は21.0%(8.8㎏)でした。

・健診時などの一時的な評価では把握できない血糖値を知ることができたので、筋肉量の増加や運動習慣の定着、炭水化物量の調整でなどで食後血糖が抑えられると良いと感じました。 

以上、リブレ2の使用感のご報告でした!✨

やはり食事の内容が変わると血糖値の動きもそれに応じてかなり変化していますよね。
このようにリブレを使って血糖値の動きがリアルタイムで確認できるようになると、どのような食事や運動でどのような血糖値の動きをするのかを知るきっかけとなり、結果として急激な血糖値の動きを避けるような生活をすることができるようになっていきます。

小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士

引用元:農民イラスト

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