スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

『朝食、食べてますか?』

皆さん、こんにちは。 突然ですが、皆さんは朝食を毎朝とっていますか? 忙しくて… 食欲が湧かなくて… ダイエット中で… 朝起きられなくて… など食べない方は多いかもしれません💦 実は、朝食を食べない割合は、男性で12.8%、女性で8.1%であり、年齢別では男性は20代31.3%、女性は20.0%が最も高い結果でした。かなり高いですよね… そこで今回は、朝食の重要性と習慣化について説明していきます! ◆朝食を摂るメリットとは? ①栄養バランスが良くなる 大学生や成人を対象とした研究では、たんぱく質・炭水化物・鉄・ビタミンB1・ビタミンB2などの栄養素の摂取量が多いことが分かっています。 ②生活リズムが整う 幼児から高校生までを対象とした研究では、早寝・早起きの人が多いことが分かっています。 また、幼児や中学生、成人を対象とした研究では、睡眠の質が良い人が多いことや不眠傾向の人が少ないことが分かっています。 ③心の健康を保つ 中学生、成人を対象とした研究では、ストレスを感じてない人が多いと分かっています。 ◆朝食の習慣化 朝食の重要性を分かったけど、どうやって食べる習慣をつければよいのか悩みますよね? そんなときはこんなことから始めてみてはいかがでしょうか✨ ①生活時間の見直し 夕食が遅かったり、夜食を食べると食欲がわかないことがあります💦 夜型で朝ぎりぎりまで寝ている方も朝食の時間が取れません… 朝日を浴びて朝食をとることで体内時計がリセットされて生活リズム整えることができます! ②バランスを気にせず1品用意する まずは何か口にする習慣をつけましょう✨ 食べやすいパンやおにぎり、ヨーグルト、スープなどがおすすめです。 時間をかけずにすぐ食べられるものを用意すると良いでしょう。 ③食べる習慣ができたら食品を組み合わせてみる 簡単に用意できる食品を組み合わせてみる、手短にできる料理を用意するようにしましょう! 例)おにぎり+ゆで卵、ごはん+納豆 朝はなかなか食べられないという方は、朝食の重要性を知っていただいた上で、少しでも食べるというところから習慣化できるようにしてみましょう! 参考文献: 農林水産省 食育に関する意識調査(R6.3) https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/chosyoku.html 朝食の習慣化 ht

『低カロリー、カロリー控えめ、糖類無添加、糖類ゼロって本当は…』

皆さん、こんにちは! 突然ですが、買い物をしているとよく、“低カロリー”、“カロリー控えめ”、“糖類無添加”、“糖類ゼロ”などの表示を見かけたことはありませんか? 表示がないものよりもなんとなくダイエットなどに適しているように感じるかもしれませんが、それぞれの違いをご存じでしょうか? 今回はそんな「栄養強調表示」というものについてのお話です✨ ◆栄養強調表示とは? “低カロリー”、“カロリー控えめ”などの表示は「栄養強調表示」と言い、含まない旨・低い旨・低減された旨の3種類に分類されます。 ●含まない旨(例:無□□、□□ゼロ、ノン□□) → 基準値未満である  ●低い旨(例:低◎◎、◎◎控えめ、◎◎ライト) → 基準値以下である  ●低減された旨(例:△△30%カット、△△10g オフ、△△ハーフ)   →比較対象食品と基準値以上の差がある、相対差が 25%以上である(ただし、みそは 15%、しょうゆは 20%) 「含まない」「低い」「低減された」という表示は、100g(飲料の場合は 100ml)当たりで基準が決まっています。 そのため、 「ノンカロリー」「低カロリー」という表示があるジュースだからといって1日に大量に飲めば、結果としてエネルギー摂取量が増えることになる ため注意が必要です💦 ● 高い・含む旨など補給できる旨を表示できる栄養成分↑  欠乏すると健康に影響があるもの ・たんぱく質 ・食物繊維 ・ミネラル類(ナトリウムを除く) ・ビタミン類 ● 低い・含まない旨など適切な摂取ができる旨を表示できる栄養成分↓  過剰摂取すると健康に影響があるもの ・熱量 ・脂質 ・飽和脂肪酸 ・コレステロール ・糖類 ・ナトリウム ◆糖類無添加と糖類ゼロは何が違う? 「糖類無添加(不使用)」・「食塩無添加(不使用)」=糖類や食塩を添加してない ※「含まない」という意味ではない 「糖類ゼロ」、「食塩ゼロ」=「含まない」 「糖類・食塩無添加」と表示されている野菜ジュースは糖類・食塩を添加していませんが、原材料で使用する野菜や果物には糖類・ナトリウムが含まれています のでゼロだと勘違いしないようにしましょう✨ それぞれの表示を上手に活用して健康的な食生活に役立ててみてくださいね! 参考元:https://www.pref.kanagawa.jp/documents/82211

『冷え性対策の予防法って?』

みなさん、こんにちは。 最近はめっきり冷え込んできましたね💦 暖かい部屋にいても手足が冷たい… 布団の中でも手足が冷たくて眠れない… など、冷え性でつらいという方も多いのではないでしょうか? 今回は冷え性対策の食事についてお話していきます! ◆冷え性の影響◆ ①免疫力の低下 体温が下がることで免疫力も低下するため、風邪を引きやすくなりさまざまな 病気にかかりやすくなります。特に冬はインフルエンザに注意が必要です。 ②卵巣機能の低下 骨盤内の冷えにより血行が悪くなると、卵巣機能が低下して月経不順を引き起 こしたり妊娠しにくい体質になる場合もあります。 ③内臓機能の低下    体内の温度が低いと酵素の働きが悪くなり、食べ物の消化活動が衰えて 身体機能を保つことが難しくなります。 ◆冷え性予防◆ ①朝ごはんを食べる 内臓が活動を始めて、エネルギーを生産します。その結果朝から体が活動的にな り、体温が上昇します。 朝、時間がない方はお味噌汁一杯でもOK、バーやゼリータイプの栄養補助食品な ど手軽に栄養補給できるものを活用しても良いです。 ②体を温まるものを食べる 血行を良くする食べ物や体を温める手助けをしてくれる食べ物を 活用しましょう。 ◆血行が良くなる食べ物、悪くなる食べ物◆ <血行が良くなる食べ物> 特徴:冬が旬、寒冷地で育つ、暖色系、水分が少ない、発酵食品 炭水化物 … 玄米、黒米、そば、全粒粉パンなど 肉    … 牛肉、豚肉、鶏肉 魚介類  … 赤身魚・青魚(まぐろ、あじ、いわし、えび、かになど) 野菜   … タマネギ、カブ、カボチャ、生姜、自然薯、ニンニク、長ネギ、ニラなど 果物   … リンゴ、サクランボ、 ブドウ、プルーンなど 発酵食品 … 納豆、キムチ、チーズなど 調味料  … 味噌、醤油、黒酢、塩、唐辛子など 甘味   … 甜菜糖など 飲み物  … 味噌汁、紅茶、ウーロン茶、 赤ワイン、黒ビール <血行が悪くなる食べ物> 特徴:夏が旬、南国育ち、寒色系、水分が多い 炭水化物 … 白米、うどん、白パンなど 野菜   … レタスやキャベツ、小松菜などの葉物、大根、タケノコ、トマト、ナス、キュウリなど 果物   … 梨、スイカ、メロン、パイナップル、バナナなど 乳製品  … 牛乳、バター、ヨーグルト、アイスクリームなど 調味料  … 酢、マヨネーズ、

『正月太り解消戦略👍』

皆さん、あけましておめでとうございます✨ 本年もよろしくお願い申し上げます。 さて、お正月はどのように過ごされていましたでしょうか? 食べ過ぎてしまった… 飲みすぎてしまった… 寒くて運動が全然できなかった… 夜遅くまで起きて、昼頃に起きる生活をしてしまっていた… という方は、今回のブログを読んでいただき、悩みを解消していきましょう! ◆正月太り解消のポイント◆ ずばり… 1㎏増えたら1㎏戻す! ①できるだけ規則正しい生活と3食の食事へ ゆっくりよく噛んで食べることをこころがけましょう。 朝食にタンパク質を取り入れると代謝アップにつながります。卵や納豆をプラスしてもいいですよ! ②主食は軽め、野菜やたんぱく質中心の食事  例:ご飯軽め1膳+焼き魚+青菜お浸し   例:ご飯軽め1膳+野菜と鶏肉の鍋もの  etc. ③3回の食事以外の間食を控えて りんごなら1/2、みかんなら1~2個、乳製品、小魚、ナッツ、高カカオチョコなどがおすすめです✨ おまんじゅう、あられ、洋菓子、スナック菓子、菓子パンなどは糖質や脂質が多く、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。 ④ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を毎日の習慣へ いつもよりプラス1000~2000歩を目安に。室内でできるスクワットもおすすめです! 新しい1年が始まりました!今年の目標を設定して、一緒に達成に向けて頑張っていきましょう👍 小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同 参考元:いらすとや 農民イラスト

『ニュースタイル!低糖質おせちって何?』

みなさん、こんにちは。 今年もあっという間に1年が過ぎ、いよいよ年の瀬です。 さて、1年が終わるとやってくるのは、お正月です! この時期はおいしいものがたくさんあるので、食べすぎ飲みすぎに注意しながら楽しんで過ごしていきたいですね。 今回は、時期に合わせたおせち料理のお話です。最近は低糖質なおせちが出てきていますのでそれについても紹介していきます。 ◆おせち料理の基本◆ めでたさを重ねるという意味で、こちらのものが重箱に詰められる。 ・祝い肴(田作り、数の子、黒豆) ・口取り(紅白かまぼこ、栗きんとん、昆布巻き、伊達巻き、魚の甘露煮など) ・酢の物(紅白なます、菊花かぶ、コハダ粟漬け) ・焼き物(鯛、ブリ、海老、貝類など魚介類の焼き物) ・煮物(筑前煮、お煮しめ) ◆おせち料理を食べるときのポイント◆ ①塩分や糖質の摂り過ぎに気を付ける おせち料理は、保存のために塩や砂糖が多く使われているため、料理の食べ合わせによっては、塩分や糖質を摂り過ぎてしまう可能性もあるため注意が必要です💦 ②食物繊維が多いものから食べる 食物繊維が多いものから食べると食後の血糖値の上昇が緩やかになります。糖質の多いご飯類やお餅は最後に食べるようにしてくださいね✨ ③いろいろな料理を少しずつ食べる 好きなものだけをたくさん食べると、栄養が偏りがちになりますので、いろいろなものを少しずつ食べてバランスの取れた食事を心掛けましょう! ④食べる分を小皿にとりわけて食べる お重から直接食べると食べている量が分からなくなり、ついつい食べ過ぎてしまいがちです💦はじめに、食べる分を取り分けておくようにしてみてくださいね。 ⑤食べ過ぎた場合は、他の食事で調整する どうしても食べ過ぎてしまったときは、次の食事で塩分や糖質に注意して食べる量を調整しましょう!楽しんだ時間を大切に✨ ◆おせち料理の塩分量◆ おせち料理は日持ちするように塩分が多く入っています。 ちなみに1日の塩分摂取量は、男性は7.5g未満で女性は6.5g未満と厚生労働省が公表しています。ただし、持病がある方は、主治医の先生や管理栄養士と相談の上で摂取量を調整してくださいね。 黒豆:1.3g/80g 数の子(味付け):1g/本 田作り:0.9g/15g 栗きんとん:0.4g/100g かまぼこ:0.8g/2枚 伊達巻き:0.5g/1個 お煮しめ

『お酒はどれくらいのんでもいいの?おすすめのおつまみは?』

みなさん、こんにちは。 寒くなってきて、体を温めるのにお酒が美味しい季節になってきました。 今回はお酒の飲み方とおすすめのおつまみについてのお話です!🍶 ◆お酒のカロリー◆ お酒のカロリーは、 1g=7kcal です。 実は、お酒はカロリーのみで栄養成分はほとんど含まれません💦 最初の1杯だけと思っていても、つい飲みすぎてしまうのがお酒です。食欲も同時に増し、食べ過ぎて肥満の原因になります。 ◆飲酒の限度◆ 純アルコール量で 1日につき約20g までが限度とされています。具体的な量はこちらを参考にしてみてください。 ビール(5%):中瓶1本(500ml) 日本酒(15%):1合(180ml) ウイスキー(43%):ダブル(60ml) ワイン(12%):グラス2杯(200ml) チューハイ(7%):1缶(350ml) 焼酎(25%):0.6合(100ml) ※厚生労働省HP「第3回飲酒ガイドライン作成検討会 資料」より引用 ◆寝る前の飲酒は危ない?◆ 寝る前の飲酒は睡眠の質を下げるといわれています。 アルコールは寝つくまでの時間を短縮させるので、睡眠薬がわりに飲酒されている方もいるのではないでしょうか? しかし、就寝前に飲んだアルコールは、睡眠の後半部分を障害することが知られています。寝つきは良いが夜中に目覚めてその後なかなか眠れない「中途覚醒」が起こりやすくなってしまいます💦 ◆管理栄養士おすすめのおつまみ◆ ずばり、「低糖質+血糖値を上げにくいもの」です! ~食べてOKなおつまみ~ ・野菜(野菜スティック、サラダ、枝豆) ・肉(焼き鳥、つくね、脂肪分がすくないお肉) ・魚(刺身) ・大豆製品(冷ややっこ、湯豆腐) ~食べるとNGなおつまみ~  ・ご飯(チャーハン) ・いも類(フライドポテト) ・麺類(焼きそば) ・小麦類を原料としたもの(ピザ) ついアルコールが増えがちなこの時期は、おつまみからの炭水化物や脂質も増えがちです。選び方を気を付けることで年末年始の体重増加を防ぎましょう! 小川糖尿病内科クリニック 管理栄養士一同 参考元: 厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00017.html 農民イラスト

『風邪を引いたら何を食べる??🍚』

こんにちは。 寒さがぐっと冷え込むようになりいよいよ冬の到来を身に染みて感じています。 そんな中、当院では風邪を引いた患者さんが多くなってきました。 今回は、風邪を引いた時におすすめな食事や工夫、避けたい食品について管理栄養士視点でお伝えしたいと思います✨ ◆風邪の引き始めの食事◆ 風邪の引き始めは消化機能が低下しているので、消化の良い食べ物を選ぶのがポイントです。例えば、野菜とたんぱく質が入った汁物、ささみなど入ったおかゆ、卵うどん等など、消化が良く温かいものがおすすめですね☺ <しょうがと鶏肉のにゅうめん> 材料(1人前) 鶏もも肉(一口大にカット)・・100g そうめん・・・・・・・1束 ★ショウガチューブ・・・5cm ★本つゆ(4倍濃縮)・・・50ml ★水・・・・・・・・・・300ml ①鶏もも肉を焼き、★を混ぜて温めたスープに入れる ②ゆでたそうめんを①の中にいれたら完成! ☝ポイント☝ 薬味の生姜が効いて体が温まり、鶏肉を入れることでたんぱく質が摂れます。また、鶏肉の脂によってつゆにコクがでます。にゅうめんをうどんに変えるのも良いですね! <けんちん汁> 材料(2人前) 豚汁用水煮野菜・・・1パック 豆腐(一口大にカット)・・・50g ★本つゆ(4倍濃縮)・・・80ml ★水・・・・・・・・・・600ml ①★を混ぜて温める ②汁気を切った野菜と豆腐を入れて温めたら完成! ☝ポイント☝ 冬に美味しくなる根菜をたっぷり食べられます。豆腐を入れることでたんぱく質が摂れます。 ◆熱が高い時◆ 高熱時はエネルギー消耗が激しいので脱水がおこらないように水分補給を意識しましょう。 ゼリー、ヨーグルト、消化の良いお粥やうどん、味噌汁、お茶、糖分の少なめの経口補水液など。 ・りんごのコンポート ・バナナヨーグルトきなこかけ ・OS-1 経口補水液 ◆風邪の治りかけ◆ 治りかけの時期も体力を消耗していることが多いのです。回復のために消化の良いたんぱく質や野菜・根菜類からビタミン、ミネラルを意識的に補いましょう。 ・卵がゆ ・しらすの卵雑炊 ・湯豆腐 ・豆腐のみぞれ煮 ・鶏団子と白菜、春菊の煮物 ◆体調が悪くて、作るのが難しい時◆ レトルト食品や冷凍食品を活用しましょう! OK:おかゆや雑炊、さっぱりとした温かい汁   ※しらすや卵をプラスするとタンパク質が取れます。